債務整理の最悪パターン自己破産について

人生破滅!?キャッシングの返済を怠ると破産と破滅を招く危険大!

前回の記事で、キャッシングにおいて多重債務に陥り、結果として債務整理を行わなければならなくなるケースがあるということを学びましたね。債務整理にはどんな法的手段があったか覚えていますか?
(⇒4種の債務整理とは

今回は債務整理の一つ、「自己破産」に関して深く考えていきたいと思います。多重債務に陥れば誰でも簡単に自己破産に追い込まれるわけではありません。自己破産は債務整理の中でも最悪の手段であり最後の手段と考えて良いでしょう。

多重債務による借金苦が継続し事態はますます悪化、そうなると弁護士または司法書士に相談しつつ何らかの債務整理を講じる必要がでてきます。一番手軽なのは任意整理ですが、任意整理と自己破産ではその後の生活が大きく変わることになるでしょう。自己破産という法的手段には、どんなデメリットがあるか詳しく見ていきましょう。

▼ブラックリストに載る
実際にブラックリストが存在するわけではありませんが、通称ブラックリストと呼ばれている信用情報に約5~10年は記録されると言われています。信用情報に自分の名前が記録されている限り、新規のキャッシングやローンを組むこと、またクレジットカードも作成できなくなります。そうなると生活が非常に不便になります。

▼財産処分
自己破産すると、その時点で保有している自分の財産(マイホーム等)を処分しなければなりません。家もなくなるなんて何とも悲しい結末ですね。

▼職業制限
3か月~半年間、ある特定の職業にはつけなくなりますので、仕事探しの上でも不便が生じます。

▼官報に載る
自己破産すると、官報に自分の名前が記載されます。一般の人が官報を見る機会は少ないとは言え、周囲の人に自己破産の旨が伝わる可能性があるということです。何とも気まずい、恥ずかしい思いをするかもしれません。

以上を見て分かるように、キャッシングによる多重債務、そして自己破産が招く結果は人生破滅であること、お分かりいただけたと思います。もちろん自己破産宣告するメリットもあるのは確かですが、デメリットの方がはるかに多く且つ深刻です。

キャッシングする時には、この悲惨な事態を招かぬよう正しい心構えとキャッシングの正しい活用法が欠かせません。その点を肝に銘じてキャッシングの申し込みをすれば、現金を善用できること間違いありませんよ。