消費者金融と住宅ローンの関係

消費者金融に返済中の借り入れがある人は、住宅ローンが組めない?

マイホーム購入を考えて、住宅ローンに申込に。ところが、ばれないと思っていた妻に内緒の消費者金融の融資を理由にローンが断られてしまった!妻は激怒するし、資金繰りのめどは立たない!こんな目も当てられない状況にならないためにも、消費者金融の信用保証情報について、簡単におさらいしておきましょう。

消費者金融は全ての利用者に信用保証情情報機関に登録を義務付けています。登録された個人は、これまでの消費者金融や、クレジットでのキャッシングなど、過去の取引履歴が全て記録され、返済に滞りがなかったか?過去の借入を、きちんと完済しているか?などの履歴が調べられる容易なっています。

一般に、住宅ローンを借りていても、限度額の範囲内であれば、消費者金融からぁ新たな借り入れを行うことは可能です。ところが、消費者金融から借り入れがあって、完済していない状態で獣t買うローンを申し込むと、審査で落とされることが多いのです。

一つには、消費者金融は一般に「利息が高い」ということになっています。実際のところは、クレジット信販系の利息も大差ないのですけれども、そうした高利のところの借り入れは、大口の住宅ローンなどを申し込む前に完済しておくほうが、後の返済にとって有利なのは明らかであるので、通常は、手持ちの頭金を減らしてでも、返済を先行するのが定石、という考え方によるもののようです。

もう一つは、銀行、信販系、消費者金融、という順番に、借り入れ時の審査の難易度が下がるという傾向があることから、銀行から借りないで、消費者金融から借りている、ということは、信用が低いのではないか?というイメージ先行の一種の誤解があるためだと思われます。いずれにしても、「既に借金があって、返しきれてない人に、より多くのお金は貸しにくい」という意味では、単純に合理的な判断とも言えます。

住宅ローンの審査の際は、信用保証情報も当然調査の対象となります。信用保証情報を扱う期間は日本国内に複数あるため、銀行が借入を把握できないケースもないわけではないようです。しかし、大手の消費者金融からの借り入れは、ほとんどの場合、発覚すると思っておいた方がよいようです。

住宅ローンを申し込む前までに、夫婦とも、消費者金融やクレジットカードキャッシングの借金は、繰上げ返済しておきましょう。