有効活用せよ!でもカードローン利用にも注意点があるぞ
急用でまとまった現金が必要になった!という時に、すぐに現金融資をしてくれるカードローン。ですから有効活用すれば、大きな助けになることは間違いありません。しかし、使い方を間違うと最悪の結果を招くことさえあるのです。カードローンを利用する上での注意点を、今ここであらためて確認しておきましょう。
カードローンの最悪の結果、それはブラックリストに載ることです。以前も学びましたが、金融機関にブラックリストというものは存在しませんが、通称ブラックリストと呼ばれるものがありましたね。それが信用情報機関に記録される事故情報のことです。
(⇒ブラックリストの真相とは)
もし、信用情報に記録されるようなことをすると、いわば‘ブラックリスト’に載ってしまうわけです。どんなことをするとブラックリストに載ってしまうのでしょうか?いくつか挙げられます。
一つ目は、「長期延滞」です。カードローン業者によっては、数日であれば返済期日を超えて延滞しても事故情報として記録はしないのですが、長期となると別問題です。長期とは、2か月以上と考えて問題ありません。もし2か月以上も返済が滞ると長期延滞として記録され、ブラックリストに載ることになるのです。
二つ目は、代位弁済です。カードローンを利用すると銀行などの金融機関から融資を受けるのですが、保証会社がいわば保証人となってくれているので融資を受けられるわけです。これが無保証・無担保のからくりなのですが、それはさておき、借りに返済が滞ると融資側の金融機関は保証会社に返済を求めます。
借りた本人に代わり保証会社が返済することを代位弁済というわけです。代位弁済によってもブラックリストに載ることになります。
最後の三つ目は、債務整理です。以前、債務整理には4種類あることを学びましたが、多重債務などにより返済不可の場合、法的整理によって返済を行なうことができます。言い換えるなら、債務者を法律を根拠として再生させることです。もちろん債務整理を行なえば信用情報に載せられますから、ブラックリストに載ってしまうことになります。
ブラックリストに載れば、最低5年はクレジットカードを新規で作れなかったり、新たにローンを組めなくなります。生活に大きな支障がでますから、そうした状況は是非避けたいものです。
長期延滞・代位弁済・債務整理の3種類に陥ることは断固避けなければなりません。そのためにもカードローン申込前にカードローンに対する正しい見方を培い、返済計画をしっかり立ててカードローンを利用する必要があるでしょう。この点に留意しつつ、カードローンを有効活用していきましょう!