無職はキャッシングが可能か？

キャッシング会社には審査があるということはみなさんご存知かと思います。お金を借りたくても審査に通らなければお金を借りることはできません。それではその審査基準にはどういうものがあるのかというと、大前提として「安定した収入がある」ということ、これは何よりも重要な審査基準となります。

安定した収入があるということは、安定した職業についているということと考えられるでしょう。当然の話です。返すあてのない人にお金を貸すことはできないでしょう。とくに利息分を収入源としているキャッシング会社ならばなおさらのことです。

安定した収入がない人、つまり仕事をしていない人、それは「無職」という部類に入ることになりますが、キャッシング会社の利益を考えると無職の人にお金を貸すことはできないでしょう。ですから当然無職の人はキャッシングをすることはできないと考えるのが常識的です。

しかし、本当にお金を必要としている人というのは、安定した職のない人ではないでしょうか。毎月きちんと収入を得ている人がキャッシングをするなんてめったにないことと考えられます。

そうしたニーズに答えるかのように、無職の人でもお金を借りられるようなキャッシング会社が徐々に増えてきています。注目すべきは「無職」の定義です。

例えば、家族や家庭のために日々家事をこなしている専業主婦。専業主婦も社会一般的には「無職」という扱いを受けています。自分は専業主婦で仕事をしていなくても、家族に安定した収入源があれば借りることができるようになってきました。家族に内緒で苦しい家計をやりくりしたいというときにも、キャッシングは大いに役立つものとなっているようです。

続いてパート、アルバイトなどの非正規雇用。こちらも社会一般的には「無職」という扱いになります。しかし、現代人の生活スタイルというのはさまざま。そして日本の不況が続いている中で正社員として雇われるというのもとても難しいことです。パートやアルバイトで生計を立てているという人もたくさんいます。そうした人たちのために、パートやアルバイトという形態でもキャッシングをできる会社も増えてきています。真面目にきちんと働いている人ならば、非正規雇用だとしても「安定した収入を見込める」と判断されるようになったのです。

キャッシングをできれば、いざ大きなお金が必要になったという場合でも困らないで済みます。いわゆる「無職」と言われている人でも、返すあてがしっかりあるという人はキャッシングを利用しながら賢く生活していきたいですね。

ただし、「無職の人も借りられる」という聞こえのいい文句を並べ、法外な利息をむしりとろうと考えている悪徳業者もいます。悪徳業者には決して関わらないようにしましょう。