銀行系キャッシングの特徴

キャッシングというと、高い金利と怖い取立てというようなマイナスイメージがどうしても先行してしまいます。それは、一部の悪徳な消費者金融にだまされた経験などが、ワイドショーなどのメディアで大きく報じられるために起こった現象だと考えられます。キャッシングは信頼できる会社を選び、計画的に利用をすれば、とても便利なサービスです。

日本には多くのキャッシング会社が存在しますが、それらは大きく3つの種類に分けられることができます。1つは銀行系、もう1つは信販系、最後に消費者金融系となっています。この中でもやはり一番信頼ができて、安心して利用できるのは銀行系のキャッシング会社ということができます。

銀行系キャッシングというのは、大手銀行などの金融会社が運営をしているキャッシング会社のことを言います。ここで注目したいのは、銀行とキャッシング会社とでは同じ「お金を貸す」企業でありながらも全く違う性質を持っているということです。簡単に説明をすると、銀行などの金融機関は、預貯金と貸金をあわせて行う機関であり、キャッシング会社というのはお金を貸すことだけを目的として運営しています。キャッシング会社の運営は利用者が支払う利息が中心となりますので、銀行などに比べても高い利息を支払うことになるのです。

一昔前までは銀行系キャッシングなどというものは存在しませんでした。しかし、景気の低迷、そして2010年から施行が始まった総量規制により、消費者金融の存続が難しくなってきたのです。そこで資金が十分にある銀行がキャッシング会社を吸収するような形で、今の銀行系キャッシング会社が登場するようになりました。今では銀行が作ったキャッシング会社というのも出てきています。

それでは銀行系キャッシングの特徴は何かと言いますと、やはり十分な資金のバックアップがあるため、低い金利でお金を貸すことができるという点です。信販系や消費者金融系キャッシング会社に比べると金利が低いということをお気づきになるかと思います。

そして、銀行系キャッシングは、提携銀行のＡＴＭから操作ができるため、借入・返済がとても便利です。キャッシング会社の自動貸付機や窓口などは、都市部の限られた場所にしかないという印象ですが、ＡＴＭであればほとんどのコンビニで利用することが可能となっています。思い立ったときにすぐ利用することができるというのは利用者にとってはとてもありがたいですね。

大手の銀行が運営しているとあり、悪徳業者にひっかかるという心配なしで、安心して利用することができます。

ただし、このような恩恵を受けるためには、厳しい審査をパスしなければいけません。銀行系は他のキャッシングよりも審査が一層厳しいとされています。初めてキャッシングを利用される方には銀行系をおすすめします。