キャッシングにかかる手数料の計算式

知れば意外と簡単に計算できる!キャッシング手数料の計算式

自分の持っているお金を使うのと、お金を借りるのとでは何が違うか。一言で言えば「手数料」がつくかつかないか。お金を借りるときに必要な手数料というのは、すなわち「利息」のこと。金融機関からお金を借りた場合は借りた分に対する利息を支払わなければいけません。多額を、そして長い期間借りているとその分たくさんの利息を払うことになります。金額が大きな場合はその利息だけでもとんでもない金額になってしまうことがあります。

ただ、キャッシングする際に利息の計算をして借りている人がどれぐらいいるでしょうか。多くの方がただ漠然と「これぐらいだろう」と考えているのではないでしょうか。利息は1つの計算式を覚えて、あとは計算機さえ準備すれば難しくなく導き出すことができます。

いくらをどれぐらいの期間借りると利息がいくらになるということを、借りる前にしっかり把握しておきましょう。そうすることによってムダな利息を払わずに済むことにもつながります。

一般的な利息の計算式は次の通りです。端数は四捨五入して考えます。

利息=借入金額×金利(年率)÷365日×借入日数

それでは実際に20万円をキャッシング会社から借りたと想定してシミュレーションをしてみましょう。金利は消費者金融、信販系キャッシング会社の平均的な金利18.0%で計算をします。借入日数は1ヶ月(30日)です。

20万円×18.0%÷365日×30日=2,958円

20万円を1ヶ月後に返す場合、利息は2,958円。ですから、返済するときの金額は20万円に2,958円を足した202,958円となります。

それでは分割で支払うとどうなるのか、計算してみましょう。20万円を借り入れ、毎月1万円ずつ返済するとします。1回目の返済額は次のように計算をします。

20万円×18.0%÷365日×30日=2,958円

1回目の返済時に支払う利息は2,958円。そして毎月1万円ずつを返済することにしているため、1万円に2,958円を足した102,958円を返済しなければいけません。2回目の返済時には、元金の20万円から1万円が返済され、残りの金額は19万円となっています。そのため借入金額の部分を残りの元金として計算をしなおします。

19万円×18.0%÷365日×30日=2,811円

2回目の返済時に支払う利息は2,811円。それに1万円を足して、返済金額は102,811円となります。こうして元金を毎月減らしながら計算していけば利息がいくらになるかを知ることができます。

こうして計算をしてみると、分割で払うより、なるべく一括で、そして返済期間はなるべく短い方が支払う利息がなかり少なく済むということを知ることができます。この計算式さえ覚えていればキャッシングをする際、借入金額を決めるにも、返済金額、返済期間を決めるにもとても役に立つでしょう。