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自分たちの趣味の雑誌を静岡の仲間で作ったらレイクの枠が余った
静岡県在住 I.Sさん(44歳)
こう40歳を超えてくると、やることっていうのが決まってくるんですよね。ひとつは仕事で、もう一つが週末のゴルフです。後は飲みに行くくらいですね。となると趣味がない人からしたらもうこれで1週間が終わってしまいます。私なんかもそういうタイプでした。
たまたま静岡にまだ住んでいる昔からの友人たちと話をしていて「なんか面白いことないかなぁ」と話していたところでした。そこで出てきたのが「自分たちの好きなことを紹介する雑誌を作るってのはどうだろう?」という話でした。
いわゆる同人誌というものですけど確かにいいかもしれないと思いました。最近はブログとかネットの上で書くのが流行っているみたいですけど、そうじゃなくてあえて雑誌にしたら、ご高齢の方々も見てくれるかもしれないです。それに最近は電子書籍っていうのもあるみたいですし、それと合わせれば若い人にもアプローチできそうです。
というわけで静岡の友人たちで集まって雑誌を作ることにしたんです。そこでひとつネックになったのが雑誌のお金です。誰が印刷代などを出すか?という話になったんですが、私がレイクで借り入れて出すことにしました。売上でまず補填してもらうことを約束して。
レイクの枠もたくさん余っていたこともありますし、とりあえず私がやろうということにしたのです。レイクでは利息がつかない期間というのもあるので、その間に返済できたら…と思います。といっても返済できなくてもその期間だけ利息がつかなくなるので、結果的にお得なわけですが。
実際にこの雑誌はそんなに売れると思って作ったわけじゃありません。私達の周りの人達を中心に配って、安くで売りました。後はカンパという形でお金をもらったんですが、なんとかレイクの返済分くらいはもらえたので、成功だったかもしれません。
それ以上に趣味がなかった私達に趣味ができたのは大きいですね。何かを発表したり主張したり、紹介したりすることがこんなに楽しいことなんだって言うのに気づいたのは人生の楽しみがひとつ増えました。