香川で起業して数ヶ月はレイクのお世話に

小さな会社を香川で起こして最初の数カ月はレイクの借入が頼りだった

香川県在住 M.Sさん(35歳)
私は自分の会社を持つことが夢でもありましたから、自分の会社を作ることができて、ホントに嬉しかったのを今でも覚えています。涙がでるほどでしたが、それからというものかなり苦しかったのも覚えています。やっぱり会社を作るのと社員で仕事をしているのとでは全然違いました。

何が違うというのも何もないところからスタートすると信頼関係がありません。そのために信頼関係のない状態からスタートすると、どこかで仕事を取るのも難しくなります。そして仕事をとれたとしても成果を出さないと、信用されないのです。

ゼロからの積み上げは大変で香川ではレイクが私の生活を支えてくれたこともありました。レイクがなかったらきっと最初の2ヶ月くらいで私は食べることもできなくなって生活保護になっていたかもしれません。人によっては「ソッチのほうがいいかもね」なんていう人もいますが。

結果的にそこから運が良かったこともあって、仕事を少しずつ紹介してもらえるようになりました。そこからはうまく仕事が入っていくようになりました。香川にだけいても仕方ないので、大阪などにも仕事を取りに行くようにもなりました。

そこかレイクを使わなくても良くなってきて、返済などに回せるようになりました。地方でこうやって仕事を作っていくのはほんとに大変です。よく香川なんてうどんしかないと言われますが、実際にはうどんしかない県であることは間違いありません。

だからと言って未来永劫ずっとうどんだけに頼っていけることはないでしょう。うどんもそのうち飽きられるでしょうし、もっと美味しいうどんを作る都道府県も出てくるかもしれません。そうなったら地元香川が終わってしまいます。

だからこそ私達みたいな一からなんでも作るという起業家がたくさん必要なんだと思っています。もっとたくさんの起業家が出てきて集まれるような、そんな会を一度やってみたいと今では思っています。私よりも若い経営者に出てきて欲しいのが本音です。